- 06.86UT m1=7.2, DC=7-8, dia=3' (11.0cmMaksutov-C 31x)
空の透明度はあまり良好ではなかったが、地平線上に姿を現した3等星をたよりに辿っていって、なんとか捉えることができた(5時33分。高度6.5度、太陽高度-15.9度)。かすかだったが、次第に見やすくなった。見え始めは恒星かと思ったほど。コマはごく小さく非常に集光が強い。11cm50倍でも核が恒星状。光度はすぐ下(視野で)の7.76等星(7.64HV)に近いが、6.90等星よりはやや暗い。5時59分にはかすかになった(高度11.5度、太陽高度-10.9度)。(天候が回復する)10日朝に見えなければ最終観測になりそう。
(追記)1月10日朝にも5:40~5:58まで観測を試みましたが、6.5等級以下で見ることは出来ませんでした。
C/2016 U1 (NEOWISE) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 2016U1 2017 01 06.86 $M 7.2 HV 11.0M 9 31 3 S7/ ICQ XXxAIKxx 2016U1 2017 01 09.87 x [ 6.5 HV 11.0M 9 31 ICQ XX AIKxx
2017年1月7日5時45分(TZ=+9)の小数表記:06.86458UT = 06.86539TT (ΔT=70.0s)
r=0.384au Δ=0.998au
α=17h58.1m δ=-8°42'(2000.0)
α=17h59.1m δ=-8°41'(視位置)
高度 alt=8.8°(大気差を補正した見かけ高度=約8.9°)/方位角 A=107.5°(東南東)
太陽離角 Elong◉=22.3°
位相角 β=76.7°
太陽の方向角 =130.0° 太陽の反対方向(尾の方向)=310.0°(2000.0)
天文薄明始=7日5時22分 太陽高度 alt◉=-13.6°
天頂方向角 V=-51.4°(北から東回り) / V+180=128.6°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=8.58 月離角 Elong☽= 121°(地心) 月高度 alt☽=-45.0°軌道の元期:20161223 (観測日は元期から14.9日経過)
絶対等級M1 = 7.2等(1auからの光度)
3'のコマ実直径 = 13.0万km(月軌道円の0.2倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=724km