2016R2_001-editPosi.jpg

  • 15.80UT m1=12.8, DC=5, dia=1.0' (20.3cmSCT 133x)

20cm62倍でかすかだが、わりとあっさり見えた。133倍で最も見やすい。集光が強く微星状に近いが、わずかにコマを伴っている。微光のため時折見失う。光度は12.6~13.0等か。ただ、スケッチの位置が彗星の位置と僅かにずれているのが気がかり。

(補足)スケッチした彗星の位置には別の13等星があり、彗星自体はそれよりわずかに西にズレていました。とはいえその微星は13.7等と、20cmの限界近い淡さで彗星との見誤りは考えにくいです(19日未明の再観測参照)。しかし彗星も微光だったため、スケッチの際に位置を取り違えてしまったかもしれません。

2016R2_001.jpg

C/2016 R2 (PanSTARRS)
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
   2016R2  2017 11 15.80 xB 12.8 U4 20.3T10 133   1.0  5            ICQ XX AIKxx

2017年11月16日4時10分(TZ=+9)の小数表記:15.79861UT = 15.79943TT (ΔT=70.5s)
r=3.179au Δ=2.301au
α=5h20.1m δ=+2°40'(2000.0)
α=5h21.1m δ=+2°41'(視位置)
高度 alt=39.1°/方位角 A=239.0°(西南西)
太陽離角 Elong=147.4°
位相角 β=9.7°
太陽の方向角 =121.4° 太陽の反対方向(尾の方向)=301.4°(2000.0)
天文薄明始=16日4時51分 太陽高度 alt=-26.1°
天頂方向角 V=44.0°(北から東回り) / V+180=224.0°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=27.00 月離角 Elong= 123°(地心) 月高度 alt=4.3°
軌道の元期:20171014 (観測日は元期から32.8日経過)

絶対等級M1 = 11.0等(1auからの光度)
1.0'のコマ実直径 = 10.0万km(月軌道円の0.1倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=1669km

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