1996年3月21日4時10分。8.0cm屈折46倍。ポジスケッチ。
- 20.76UT m1=2.5:, DC=5, dia=20' (8.0cm屈折 46x)
ポジスケッチでもイメージをあらわしにくい。核だけは異様に明るい。コマは巨大。
コマの輝度の上昇に比べ、核光度がかなり目立ち非常によく輝く。とにかく大きい。高倍率では核は1'以下の内部コマの輝きに埋もれる。尾は淡いがはっきりしている、扇状か。光度は双眼鏡などからの類推でしかない。移動がかなり速くなっている(1時間で20')。
1996年3月21日3時20分(TZ=+9)の小数表記:20.76389UT = 20.76461TT (ΔT=61.7s)
r=1.136au Δ=0.181au
α=14h52.7m δ=+3°39'(2000.0)
α=14h52.5m δ=+3°40'(視位置)
高度 alt=56.5°/方位角 A=198.1°(南南西)
太陽離角 Elong◉=137.1°
位相角 β=36.6°
太陽の方向角 =85.8° 太陽の反対方向(尾の方向)=265.8°(2000.0)
天文薄明始=21日4時19分 太陽高度 alt◉=-29.3°
天頂方向角 V=14.6°(北から東回り) / V+180=194.6°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=1.32 月離角 Elong☽= 151°(地心) 月高度 alt☽=-34.9°軌道の元期:19960427 (観測日は元期から-37.2日経過)
絶対等級M1 = 6.2等(1auからの光度)
20'のコマ実直径 = 15.8万km(月軌道円の0.2倍)
30'の尾の実長 = 0.00268au (40万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=131km