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  • 15.74UT m1=4.1:, DC=5, dia=20' (8.0cm屈折 23x)

すぐにコマが偏心していて、尾の方に伸びているのがわかる。太陽側のコマは少し圧縮されている。しかしごく中心は、むしろ太陽側の方がコマが濃いようにも見える。核は明るさに埋もれシーイングが悪いためわかりにくい。尾は幅が広いが長く伸びている。光度は比較星から求めるのはほぼ絶望である(α1Libとξ2Libの中間くらい)。

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1996年3月16日2時50分30秒(TZ=+9)の小数表記:15.74340UT = 15.77850TT (ΔT=61.7s)
r=1.236au Δ=0.333au
α=14h55.4m δ=-12°36'(2000.0)
α=14h55.2m δ=-12°36'(視位置)
高度 alt=41.4°/方位角 A=176.0°(南)
太陽離角 Elong=130.2°
位相角 β=37.9°
太陽の方向角 =103.4° 太陽の反対方向(尾の方向)=283.4°(2000.0)
天文薄明始=16日4時27分 太陽高度 alt=-36.3°
天頂方向角 V=-3.4°(北から東回り) / V+180=176.6°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=25.76 月離角 Elong= 80°(地心) 月高度 alt=-5.2°
軌道の元期:19960427 (観測日は元期から-42.3日経過)

絶対等級M1 = 6.5等(1auからの光度)
20'のコマ実直径 = 29.0万km(月軌道円の0.4倍)
30'の尾の実長 = 0.00479au (72万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=242km

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