バーストの報を受けて早3日。やっと対面できた。心待ちにしていた彗星がこんな形で早くも見られるとはまったく思っていなかった。20cm62倍で微星状。100倍でよく集光して見やすい。すでに拡散が始まっている。惑星状星雲のよう。167倍にしても中心に星状の核はない。核付近の影もわからない。一時的な増光なのだろう。光度は10.7等~11.2等の間。
12P/Pons-Brooks IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 12 2023 07 24.68 M 10.9 TJ 20.3T10 100 1.0 5 ICQ XX AIKxx
2023年7月25日1時15分(TZ=+9)の小数表記:24.67708UT = 24.67792TT (ΔT=72s)
r=3.842au Δ=3.533au
t - T = -271.5days(近日点通過まであと271.5日)
α=18h11.9m δ=+55°50'(2000.0)
α=18h12.3m δ=+55°50'(視位置)
高度 alt=49.8°/方位角 A=316.5°(北西)
太陽離角 Elong◉=100.0°
位相角 β=15.1°
太陽の方向角 =331.0° 太陽の反対方向(尾の方向)=151.0°(2000.0)
天文薄明始=25日3時02分 太陽高度 alt◉=-30.6°
天頂方向角 V=97.2°(北から東回り) / V+180=277.2°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=6.90 月離角 Elong☽= 87°(地心) 月高度 alt☽=-34.5°軌道の元期:20230724 (観測日は元期から0.7日経過)
絶対等級M1 = 8.2等(1auからの光度)
1.0'のコマ実直径 = 15.4万km(月軌道円の0.2倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=2562km