20cm62倍では拡散したかすかな姿。100倍でもあまり見やすくはない。167倍でわずかに集光。67Pや29Pとは対照的。2006年以来15年ぶり。
(補足)典型的な木星族周期彗星です。私が1991年に8cm望遠鏡で初めて見て以来、3回目の再会です。近日点通過は9月でもう過ぎていますが、しばらくは好条件が続きます。
4P/Faye (2021) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 4 2021 10 01.78 M 11.3 TJ 20.3T10 62 2 3 ICQ XX AIKxx
2021年10月2日3時45分(TZ=+9)の小数表記:01.78125UT = 01.78207TT (ΔT=71s)
r=1.636au Δ=1.168au
t - T = +23.0days(近日点通過から23.0日経過)
α=6h03.6m δ=+16°08'(2000.0)
α=6h04.8m δ=+16°08'(視位置)
高度 alt=63.5°/方位角 A=133.2°(南東)
太陽離角 Elong◉=97.6°
位相角 β=37.3°
太陽の方向角 =91.3° 太陽の反対方向(尾の方向)=271.3°(2000.0)
天文薄明始=2日4時13分 太陽高度 alt◉=-23.5°
天頂方向角 V=-37.9°(北から東回り) / V+180=142.1°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=24.74 月離角 Elong☽= 40°(地心) 月高度 alt☽=35.3°
軌道の元期:20211002 (観測日は元期から-0.2日経過)
絶対等級M1 = 11.0等(1auからの光度)
2'のコマ実直径 = 10.2万km(月軌道円の0.1倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=847km