まだ下弦の月明が残るが、透明度が良いので見てみた。20cm62倍で一見して尾がわかる。中央の輝きは弱く集光は強くないが、133~167倍では12等程度の微星状の核がわかる。しかし、317倍まで上げるとかえって核がわかりにくい。尾は中央集光部から細くのびている。どの倍率でもわかる。尾の濃さは近くのNGC4631と同じ程度(4631の方がちぎれた尾のよう)。光度は8.2等星とほぼ同じかわずかに明るく7.9等星よりやや暗い。
C/2021 A1 (Leonard) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 2021A1 2021 11 26.81 B 8.1 TJ 20.3T10 36 5 5 8 m305 ICQ XX AIKxx
2021年11月27日4時33分(TZ=+9)の小数表記:26.81458UT = 26.81541TT (ΔT=71s)
r=0.994au Δ=0.672au
t - T = -37.5days(近日点通過まであと37.5日)
α=12h53.6m δ=+31°47'(2000.0)
α=12h54.6m δ=+31°40'(視位置)
高度 alt=44.7°/方位角 A=78.8°(東)
太陽離角 Elong◉=70.7°
位相角 β=69.6°
太陽の方向角 =131.6° 太陽の反対方向(尾の方向)=311.6°(2000.0)
天文薄明始=27日5時00分 太陽高度 alt◉=-23.3°
天頂方向角 V=-68.9°(北から東回り) / V+180=111.1°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=21.93 月離角 Elong☽= 41°(地心) 月高度 alt☽=68.8°
軌道の元期:20211110 (観測日は元期から16.8日経過)
絶対等級M1 = 9.0等(1auからの光度)
5'のコマ実直径 = 14.6万km(月軌道円の0.2倍)
8'の尾の実長 = 0.00167au (25万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=487km