2週間でまったく姿が変わってしまった。20cm62倍でよく集光した輝く姿。明るい。M3アトラスよりも明るく見える。2P/エンケ彗星の2態を連想した。317倍で12等以下の微星状核があるよう(シーイングが悪い)。光度は7.5等星よりやや暗く8.1等星に近い。尾が伸びるようにも見えるが気のせいか。
(追記)エンケ彗星は、日心距離が遠い時(地球軌道付近にある時)は拡散していますが、太陽に近づくと集光の強い、よく輝く姿に変貌します。
C/2020 S3 (Erasmus) IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx 2020S3 2020 11 13.83 B 8.0 TJ 20.3T10 36 4.5 5 ICQ XX AIKxx
2020年11月14日4時55分(TZ=+9)の小数表記:13.82986UT = 13.83067TT (ΔT=70s)
r=0.821au Δ=1.049au
t - T = -28.8days(近日点通過まであと28.8日)
α=11h57.9m δ=-16°15'(2000.0)
α=11h59.0m δ=-16°22'(視位置)
高度 alt=20.7°/方位角 A=130.2°(南東)
太陽離角 Elong◉=47.4°
位相角 β=62.5°
太陽の方向角 =100.0° 太陽の反対方向(尾の方向)=280.0°(2000.0)
天文薄明始=14日4時49分 太陽高度 alt◉=-16.8°
天頂方向角 V=-40.1°(北から東回り) / V+180=139.9°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=28.02 月離角 Elong☽= 32°(地心) 月高度 alt☽=3.0°
軌道の元期:20201114 (観測日は元期から-0.2日経過)
絶対等級M1 = 7.9等(1auからの光度)
4.5'のコマ実直径 = 20.5万km(月軌道円の0.3倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=760km