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1996Q1(Posi)_002b.png(ポジスケッチ=黒紙に白鉛筆)

11.76UT m1=7.9, DC=3-4, dia=6' (8.0cm屈折 46x)

(夕方のC/1995 N1は見えず)。前日より空の条件が良いためか少し見やすい。表面輝度は低いが、面積が大きく、光度は第一印象より明るい。9等星と8等星の中間か。昨日の矢印の星より明るいか同じくらい。コマはある程度集光している。高倍率では内部のみ見える(ゆるい球状星団並み)。核は100倍でも認められない。微星が多いが、核はそれ以下(11等以下)。

(2015年11月14日追記)比較星光度から再検討したところ、光度は7.9等程度のようです。

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1996年9月12日3時21分(TZ=+9)の小数表記:11.76458UT = 11.76531TT (ΔT=62.1s)
r=1.266au Δ=0.814au
α=5h30.0m δ=+2°45'(2000.0)
α=5h29.9m δ=+2°45'(視位置)
高度 alt=42.6°/方位角 A=125.8°(南東)
太陽離角 Elong=87.5°
位相角 β=52.6°
太陽の方向角 =85.9° 太陽の反対方向(尾の方向)=265.9°(2000.0)
天文薄明始=12日3時55分 太陽高度 alt=-24.4°
天頂方向角 V=-41.1°(北から東回り) / V+180=138.9°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=28.45 月離角 Elong= 74°(地心) 月高度 alt=-12.6°
軌道の元期:19961113 (観測日は元期から-62.2日経過)

絶対等級M1 = 8.3等(1auからの光度)
6'のコマ実直径 = 21.3万km(月軌道円の0.3倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=590km

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