- 12.45UT m1=3.0, DC=7, dia=8' (8.0cm屈折 46x)
透明度が良く久しぶりに長い尾が見えた。尾の付け根付近では端はかなり明瞭で、末端に向かって幅が拡がっている。かなり、細くなりつつ伸びている。コマは小さくコマと尾の濃度はあまりかわらない。核は明瞭である。光度変化が位相によるものだとすれば、下旬にマイナス2等になるだろう。
1996年4月12日19時52分(TZ=+9)の小数表記:12.45278UT = 12.45350TT (ΔT=61.8s)
r=0.631au Δ=0.606au
α=3h00.1m δ=+38°42'(2000.0)
α=2h59.8m δ=+38°41'(視位置)
高度 alt=15.9°/方位角 A=306.6°(北西)
太陽離角 Elong◉=36.7°
位相角 β=108.3°
太陽の方向角 =222.0° 太陽の反対方向(尾の方向)=42.0°(2000.0)
天文薄明終=12日19時43分 太陽高度 alt◉=-19.7°
天頂方向角 V=56.4°(北から東回り) / V+180=236.4°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=-5.50 月離角 Elong☽= 99°(地心) 月高度 alt☽=-64.9°軌道の元期:19960427 (観測日は元期から-14.5日経過)
絶対等級M1 = 4.1等(1auからの光度)
8'のコマ実直径 = 21.1万km(月軌道円の0.3倍)
2.5°の尾の実長 = 0.02746au (411万km)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=439km