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  • 0067P-2021_001.jpg
  • 01.75UT m1=10.5, DC=5, dia=1.5' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)

20cm62倍輝星(ιAur)のゴーストのよう。微星と雲が混じったような姿。29Pのように明るく見やすい。100倍で集光の強い小さい姿。206倍で星状核がはっきり。尾があるような気もするが、よくわからない。短時間でも移動するのがわかる。

(解説)2014年に彗星探査機「ロゼッタ」が到達し、着陸機「フィラエ」による史上初の彗星面軟着陸を果たされた彗星として有名です。条件が揃えば今回のように明るく見られますが、それ以外の回帰ではなかなか見やすくはならず、私がこの彗星を見ることができたのは、この日が初めてでした。この彗星に関して多くのことがわかってきましたが、今後の明るさ・見え方は観測し続けないとわかりません。写真ではコマから伸びる細長い尾が捉えられてます。

67P/Churyumov-Gerasimenko (2021)
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
 67        2021 10 01.75  B 10.5 TJ 20.3T10  62   1.5  5            ICQ XX AIKxx

2021年10月2日3時03分(TZ=+9)の小数表記:01.75208UT = 01.75291TT (ΔT=71s)
r=1.272au Δ=0.497au
t - T = -31.3days(近日点通過まであと31.3日)
α=5h02.3m δ=+21°37'(2000.0)
α=5h03.6m δ=+21°39'(視位置)
高度 alt=70.6°/方位角 A=133.5°(南東)
太陽離角 Elong=111.9°
位相角 β=46.9°
太陽の方向角 =84.8° 太陽の反対方向(尾の方向)=264.8°(2000.0)
天文薄明始=2日4時13分 太陽高度 alt=-31.6°
天頂方向角 V=-39.2°(北から東回り) / V+180=140.8°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=24.72 月離角 Elong= 52°(地心) 月高度 alt=27.2°
軌道の元期:20211002 (観測日は元期から-0.2日経過)

絶対等級M1 = 12.0等(1auからの光度)
1.5'のコマ実直径 = 3.2万km(月軌道円の0.0倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=360km

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