2017年の初観測・10月30日未明のスケッチ

29.81UT m₁=11.5, DC=3, dia=2' (20.3cmSCT 100x)

台風一過の良好な透明度の空で観測。26日にも向けたが、結露で自信がなかった。2つの12等星にはさまれている。微光で拡散しているが、集光もあり、20cm62倍→100倍で見やすい。低倍率では12等星がじゃま。光度は近くの11等星に近い。12年ぶりの再会となった。NGC3121もかすかに見える気がする。

62P/Tsuchinshan (2017)
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
 62        2017 10 29.81 xS 11.5 U4 20.3T10 100   2    3            ICQ XX AIKxx

2017年10月30日4時29分（TZ=+9）の小数表記：29.81181UT = 29.81263TT (ΔT=70.4s)
r=1.398au　Δ=1.425au
α=10^h06.4^m　δ=+14^°38^'（2000.0）
α=10^h07.4^m　δ=+14^°33^'（視位置）
高度 alt=47.0°/方位角 A=108.8°（東南東）
太陽離角 Elong_◉=67.9°
位相角 β=41.2°
太陽の方向角 =111.6°　太陽の反対方向（尾の方向）=291.6°（2000.0)
天文薄明始=30日4時36分　太陽高度 alt_◉=-19.4°
天頂方向角 V=-52.3°（北から東回り） / V+180=127.7°（天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます）
※月は地平線下。~~月齢☽=10.01　月離角 Elong_☽= 178°（地心）　月高度 alt_☽=-47.2°~~
軌道の元期：20171014 （観測日は元期から15.8日経過）

絶対等級M₁ = 10.7等（1auからの光度）
2'のコマ実直径 = 12.4万km（月軌道円の0.2倍）
参考：彗星の位置における1秒角の大きさ=1034km

ぱずるすた - 積み星置き場

2017年の初観測・10月30日未明のスケッチ - 62P/Tsuchinshan 1 紫金山第1彗星