2017O1_001-editPosi.jpg

  • 06.76UT m1=10.3:, DC=3, dia=2' (20.3cmSCT 100x)

発見以来晴天がなく、今夜も曇りかとあきらめていたが、2時過ぎに晴れ、急遽望遠鏡をセット。しかしまたすぐ曇り。撤収しかかったところで、わずかな晴れ間が戻ってきた。月があり、透明度も悪いがそれでもなんとか、かすかに見える。20cm100倍で集光の弱いかすかな光斑。167倍でもわかる。62倍では時間がなかった。コマはある程度大きい。ちかくの10等星なみの明るさか。見えたのは正味5分程度だった。

(追記)7月19日に発見された新彗星です。22日頃には情報が伝わって、いつでも観測できる状況でしたが、なかなか星空に恵まれず2週間以上も待たされました。近年では珍しく、発見直後から11等前後と明るく観測されています。

8月7日現在、まだ通称が決まっていません。観測チーム名から、「ASAS」「ASASSN」「ASAS-SN」のいずれかになる可能性があります。「ASASSN1」は、発見が認められる前のNEOのページに掲載されていた仮称でした。

2017O1_001.jpg

C/2017 O1
IIIYYYYMnL YYYY MM DD.DD eM/mm.m:r AAA.ATF/xxxx /dd.ddnDC /t.ttmANG ICQ XX*OBSxx
   2017O1  2017 08 06.76 xS 10.3:TJ 20.3T10 100   2    3            ICQ XX AIKxx

2017年8月7日3時20分(TZ=+9)の小数表記:06.76389UT = 06.76471TT (ΔT=70.3s)
r=1.779au Δ=1.424au
α=3h02.6m δ=-3°58'(2000.0)
α=3h03.5m δ=-3°54'(視位置)
高度 alt=37.9°/方位角 A=132.1°(南東)
太陽離角 Elong=92.1°
位相角 β=34.7°
太陽の方向角 =73.5° 太陽の反対方向(尾の方向)=253.5°(2000.0)
天文薄明始=7日3時17分 太陽高度 alt=-17.5°
天頂方向角 V=-37.0°(北から東回り) / V+180=143.0°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=14.36 月離角 Elong= 99°(地心) 月高度 alt=8.6°
※初期軌道等のため元期が定義(指定)されていません。

絶対等級M1 = 9.5等(1auからの光度)
2'のコマ実直径 = 12.4万km(月軌道円の0.2倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=1033km

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