昨晩、観測に出た際、いつものように望遠鏡用の鉛蓄電池のコードを繋いでスイッチを入れたところ、パイロットランプが点かず無反応。それ以前にスイッチが既に上がっていました。知らぬ間に蓄電池が放電していた模様です。10年以上今の機材で観測していますが、こういうミスは初めて。冬晴れが続く時期であれば、明日でいいやと思ってそのまま不貞寝するところですが、今回は久しぶりの観測でしかも次いつ晴れるかわかりません。
しかし、こんなこともあろうかと、望遠鏡内蔵用の単二の乾電池を用意していました。期限は2016年。数年前に買っていたようです。今回は彗星観測だったのでまだ良いのですが、時間に余裕のない小惑星による恒星食だったらと思うと、そして予備電池がなかったらと思うと恐ろしいことです(※コードの接触不良で電源が切れ、手動で動かしたことはありました)。
予備電池を用意しておこうと思い立ったのは、こちらのサイトの失敗例を参考にしたおかげでした。