このサイトについて。

2006年開設、2013年5月再建。自分が見た天文現象(主に眼視&スケッチ)をただひたすらあげていく感じで。彗星とか、小惑星による恒星食とかに興味があるようです。昔のスケッチあげたり懐古趣味にも浸りたいかと。更新情報は@akwr2でも。

  • 彗星アーカイヴ中の「投稿日」は、観測日時です(突然、数十年前の日付の記事がアップされることがあります)。
  • 星雲星団スケッチの「投稿日」は観測日時ではありません(文字通り記事作成日です)。

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  • 2025A6_007.jpg
  • 02.38UT m1=4.1, DC=7, dia=4', tail=40' (5.0cm双眼鏡 7倍)

昨日は望遠鏡スケッチだったので、今日は双眼鏡で。夕方まで曇っていたが、晴れ間が出てきた。近くのλOphとほぼ同じかやや暗い。尾がうっすらと伸びる。コマは小さくなり、集光が増している。

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  • 2025R2_002.jpg
  • 01.44UT m1=8:, DC=2-3, dia=9' (20.3cmシュミットカセグレン 36倍)

月がそばにありかなり見にくかったが20cm36倍でごく淡いコマがわかる。光度はかなり不正確。コマの大きさだけはよくわかる。目が慣れると見やすい。62倍より36倍の方が良い。地球に接近中の2Pのよう。

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  • 2025A6_006.jpg
  • 01.39UT m1=-, DC=6, dia=4', tail=17' (20.3cmシュミットカセグレン 62倍)
  • 01.40UT m1=4.0, DC=6, dia=-, tail=50' (5.0cm双眼鏡 7倍)

久しぶりに望遠鏡でのスケッチ・観測。頭部が非常によく輝き、昨年の紫金山・アトラス彗星を思い出させる。よく集光し、167倍では太陽方向の方が輝いているようにも見える。尾はうっすらと流線形で下方に伸びている。双眼鏡でも小さくよく輝く。λOph(合成等級3.8等)よりわずかに暗い。尾がすっと伸びている。

2025R2_001-editPosi-25-0.75.jpg

  • 2025R2_001.jpg
  • 17.41UT m1=6.1, DC=4-5, dia=12' (5.0cm双眼鏡 7倍)

仕事の10分の休憩時間を利用してやっと見ることができた。C/2025 A6と比べると暗く、5cm双眼鏡ですんなりとはいかないが、一度見つけると見やすい。C/2025 A6よりもコマが大きく集光は弱い。尾がごくかすかにある気もするが??光度は5.9等星と6.3等星の中間ぐらい。もっとじっくりと見たかった。

(追記)勤め先は山間部に近いため、自宅(川越市内)よりも2等級ほど暗い星まで見えます。

2025A6_005-editPosi-45-0.80.jpg

  • 2025A6_005.jpg
  • 16.82UT m1=4.9, DC=6, dia=7', tail=30' (5.0cm双眼鏡 7倍)

寝過ごしてしまい、観測開始が薄明後になってしまった。透明度の良い空の下、20度以下に下がった彗星は5cm双眼鏡でよく見える。強く集光している。αCVnが良い目印。尾は非常にかすか。光度は近くの4.7等星と4.9等星の中間だが、大気減光で0.1等級暗くした。肉眼でαCVnはよくわかるが、そばの彗星は今一歩届かず、「あるかどうか??」という感じ。

2025A6_004-editPosi-40-0.8.jpg

  • 2025A6_004.jpg
  • 13.81UT m1=5.0, DC=6, dia=8', tail=45' (5.0cm双眼鏡 7倍)

雲が広がり諦めて荷物をまとめた頃に晴れ間が再び出てきたため、双眼鏡スケッチも描けることになった。細い尾が5.2等星の3分の1あたりまでは見える。かなりかすかだが。コマは10月2日の時より大きい。明るさは近くの5.2等星と6.6等星の合成等級とほぼ同じか、わずかに明るい。5.7等星よりは確実に明るい。

2025A6_003-editPosi-30-0.75.jpg

  • 2025A6_003.jpg
  • 13.78UT m1=-, DC=5-6, dia=6', tail=20' (11.0cmマクストフカゼグレン 40倍)

台風一過で思いがけず良い透明度の星空。下弦の月明下でよく輝くコマが見え、うっすら右下に伸びる尾もわかる。見事な彗星らしい姿。11cm86倍でも核はよくわからず(8等か、それ以下)。4時を過ぎた頃に一気に雲が広がってしまった。

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  • 2025A6_002.jpg01.77UT m1=6.7, DC=6, dia=6', tail=30' (5.0cm双眼鏡 7倍)

雨上がりで結露がひどい。5cm双眼鏡ではあまり期待していなかったが、恒星状ですぐに見つかった。注視すると周囲が拡散していて、さらに左上へ尾が伸びているようにも見える。8等星ぐらいの星状の核があるようにも思える。光度は6.6等星~6.8等星とほぼ同じ。観測中は常に人工衛星が視野のどこかに飛んでいるような状況だった。