1月14日の現象ですが、書いているのは2月7日です。
この日は、昼間のC/2006 P1マクノート彗星がよく見えるほどの好天。夕方もその好天が続き18時の現象を観測することができました。南の中天の現象であったため、昼間彗星観測のために1週間ずっとベランダに設置したままの望遠鏡で、そのまま観測に臨めました。残念ながら結果的には通過でしたが。
目的星は、シンチレーションにより時折瞬間的に暗くなるものの、観測時間内には、やや星が薄暗くなる時はありましたが、シンチレーションも含め2等に及ぶような明瞭な減光は確認できませんでした。しかし、0.5秒以内の減光であれば見逃していた可能性はあります。
掩蔽帯に入っているためかなり期待していたのですが。。
「2007-01-14小惑星(76)FreiaによるTYC 0003-00460-1(11.9等)の食」観測の概要
- 観測地と、観測地の経緯度と標高,測地系
- 埼玉県坂戸市内
東経139o 27' 02"、北緯35o 56' 45"、高度21m [日本測地系=国土地理院1/25000地形図より]
東経139o 26' 50.4"、北緯35o 56' 56.5"、高度21m [世界測地系=上記日本測地系より算出] - 観測開始と観測終了の時刻
- 2007年1月14日18時37分 - 40分(JST)
- 減光観測の有無
- 減光はなし(確度4/5)。0.5秒以内の減光は見逃した可能性もある。
- 時刻保持の方法
- ・ストップウォッチと携帯電話の117時報による。
- 観測方法・機材
- ミード製 LX90-20 (20.3cm f10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾)
+SP9.7mmアイピース(206倍)による眼視観測 - 天候・観測条件
- 快晴(雲量0)。透明度4/5。
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