小惑星(3132)Landgrafによる2UCAC 38946743(11.1等)の食(通過)

2013年10月12日3時頃に予報されていた現象。掩蔽帯の中に入っていたため、確率は10%台と低いものの一応期待。睡魔との戦いであったが、なんと2時46分過ぎの地震によって目をさます。直前の目覚ましだけでは起きなかったかも。

一応3彗星も見えているので、事前に用意した星図とともに外出。まずはそのうち2P/エンケ彗星とC/2013 R1ラヴジョイ彗星を観測。あまり余裕はないのでスケッチはとらずに光度目測のみ。

そして対象星に向けると・・星自体は見えるものの、すぐそばのνGemの輝きがあまりにも強く、低倍率ではよく見えない。仕方なく206倍まで倍率を上げて観測。輝星を視野の外に出そうかとも思ったが、断念。

結果としては、減光は起きず通過の観測。無念。一体何連敗だろう?たくさん減光を捕まえられる年と不発に終わる年が1年おきに交互にやってくる(自分だけの)ジンクスがあるので、今年は大漁の年になるはずなのだが、どうなるだろう?

  • 観測地 埼玉県坂戸市内
  • 観測開始と観測終了の時刻 2013年10月12日3時53分05秒~3時57分00秒(JST)
  • 減光観測の有無 減光はなし。
  • 時刻保持の方法 固定電話(コードレス)の117時報とストップウォッチによる。
  • 観測方法・機材 ミード製 LX90-20 (20.3cm F10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾)+SP9.7mm(206倍)+天頂プリズムによる眼視観測
  • 天候・観測条件 快晴(雲量0/10)、透明度4/5。

[JOIN:14626](2013/10/12 20:51)にて報告。

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