2018年12月30日朝5時29分頃に予報されていた現象です。薄明開始後の現象でしたが、恒星は10等と明るく高度も30度以上の好条件でした。掩蔽帯が真上を通っていたので、確率が低いながらも多少期待して臨みましたが、通過に終わったようです。
前日は豊洲の近くまで出かけていたので、疲れが残ったせいか、起きたのは少し寝坊して5時前。岩本彗星C/2018 Y1も探してみるつもりでしたが、充分に時間が取れず(少し探したが見えなかった)、そのまま観測時間を迎えてしまいました。
対象星は明るく監視に支障がないレベル。瞬間的な減光が2、3度ありましたが、明らかにシンチレーションと思えるものでした。
JOINへの報告メール。
30日早朝の小惑星(1497)Tampereによる10等星TYC 1386-01511-1の食の報告です。
Occult Watcherで表示されていた現象で、当地は掩蔽帯の中に入っていました。
多少は期待したのですが、(確率12.8%の通り)通過に終わりました。■小惑星(1497)Tampereによる10.6等星TYC 1386-01511-1の食
観測地
埼玉県坂戸市内(Sakado,Saitama)観測開始と観測終了の時刻
2018年12月30日5時27分20秒~05時31分00秒(JST)減光観測の有無
なし。時刻保持の方法
NTT電話の117時報(コードレス電話)による。
観測方法・機材
ミード製 LX90-20 (20.3cm F10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾)
+PL12mm(167倍・視野18分角)による眼視観測天候・観測条件 透明度4/5。月明あり。
件名:[JOIN:18649] (1497)Tampereによる10等星の食(通過@坂戸)+(479)Caprera結果について