フィンレー彗星直後の観測となったため、かなり慌ただしくなってしまいました。が、無事間に合いました。現象の確率は4.1%。低いとはいえ、無視出来ない数字です。まだ街明かりが強く残る中でしたが、観測後に向けてみたラヴジョイ彗星は輝いて見えました。以下は観測報告文より抜粋。
小惑星(1010)Marlene(14.5等)によるTYC 1895-01633-1(12.4等)の食は、通過を観測しました。 対象星は12等級で、低倍率では見えませんでしたが、最高倍率では明瞭に確認出来ました。 ただ、気流のゆらぎで、星が瞬間的に見えなくなることもありました。 ちょうど予報時刻頃(19時08分11秒)にも一瞬消えてストップウォッチを押してしまいましたが、 すぐに戻ったため、そのためだと思います。 観測地 埼玉県坂戸市内 観測開始と観測終了の時刻 2015年1月8日19時06分00秒~19時10分00秒(JST) 減光観測の有無 減光はなし 時刻保持の方法 コードレス電話の117時報とストップウォッチによる。 観測方法・機材 ミード製 LX90-20 (20.3cm F10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾) +SP6.4mm(317倍)による眼視観測 天候・観測条件 快晴(雲量0/10)、透明度4/5、シンチレーション1-2/5
[JOIN:15540] (1010)Marleneによる12等星の食(通過@坂戸)