(※2014年11月14日記載。この記事の投稿日は観測日に合わせています)
当時の報告文より抜粋。
今夜の小惑星(275)SapientiaによるTYC 1335-00467-1(11.7等)の食は通過でした。 30分前になって全天が高積雲で覆われてしまいましたが、10分前に回復しました。 対象星と小惑星は、5分前までは分離して見え、等光の重星のようでした。 減光幅が約1等級と小さいため、近くの10等星と見比べながら監視しました。 対象星は明るいため他の星と比較しやすく、疑問のある減光は認められませんでした。
観測地 埼玉県坂戸市内 観測開始と観測終了の時刻 2011年12月30日00時18分00秒~00時23分00秒(JST) 減光観測の有無 減光はなし 時刻保持の方法 携帯電話の117時報とストップウォッチによる。 観測方法・機材 ミード製 LX90-20 (20.3cm f10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾) +SP9.7mm(206倍)+天頂プリズムによる眼視観測 天候・観測条件 晴れ(雲量2/10)、透明度4/5。