(※2014年11月14日記載。この記事の投稿日は観測日に合わせています)
当時の報告文より抜粋。
今夜の(54)Alexandra(12.2等)によるTYC 2426-00898-1(11.5等)の食は、通過を観測しました。 元々3σ以上離れていたので予想通りの結果ではありました。 減光幅が小さいので、三角形を作るほぼ等光の近くの2星と随時明るさを比較しながら監視しました。 従って、1秒以内のごく短時間の減光であれば見逃していた可能性があります。 10分前までは恒星と小惑星が重星のように見え、次第に近づき分離できなくなる様子がわかりました。 今朝の「宇宙花火」実験は、埼玉でもギリギリ見えそうだったので、 南西の見通せる場所まで出掛け、彗星観測のあとに待ち構えていましたが、中止になって残念です。 その代わり写真の撮り方など良い予行演習になりました。 観測地
埼玉県坂戸市 観測開始と観測終了の時刻 2011年12月28日00時04分00秒~00時08分00秒(JST) 減光観測の有無 減光はなし。 時刻保持の方法 携帯電話の117時報とストップウォッチによる。 観測方法・機材 ミード製 LX90-20 (20.3cm f10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾) +SP15mm(133倍)+天頂プリズムによる眼視観測 天候・観測条件 晴れ(雲量0/10)、透明度4/5。