2008-01-03小惑星(90)Antiope系によるTYC 1895-01450-1(11.2等)食(通過)

(※2014年11月13日記載。この記事の投稿日は観測日に合わせています)

当時の報告文より抜粋。

今夜の小惑星(90)Antiope系による11.2等星の食は通過でした。

目的星の11等星は倍率を上げれば比較的見やすく、観測としては楽な方でした。
また、すぐ近くの12等星や、1時間前には接近前の小惑星も見ることが出来ました。
予報時刻頃の2時41分40秒~42分00秒は、とくに注意してまばたきもせずにがんばりましたが、
減光はまったくありませんでした。
42分20秒頃にわずかな減光がありましたが、シンチレーションによるものだと思います。

小惑星(90)Antiope系によるTYC 1895-01450-1(11.2等)食の概要
観測地と、観測地の経緯度と標高,測地系
    埼玉県坂戸市内
観測開始と観測終了の時刻
    2008年1月3日2時40分 - 2時44分(JST)
減光観測の有無
    減光はなし。
時刻保持の方法
    ・ストップウォッチと携帯電話の117時報による。
観測方法・機材
    ミード製 LX90-20 (20.3cm f10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾)
    +SP15mmアイピース(133倍)による眼視観測
天候・観測条件
    雲量0。透明度4/5。
2008/01/03 3:26

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