(※2014年11月13日記載。この記事の投稿日は観測日に合わせています)
当時の報告文より抜粋。
今夜の小惑星(90)Antiope系による11.2等星の食は通過でした。 目的星の11等星は倍率を上げれば比較的見やすく、観測としては楽な方でした。 また、すぐ近くの12等星や、1時間前には接近前の小惑星も見ることが出来ました。 予報時刻頃の2時41分40秒~42分00秒は、とくに注意してまばたきもせずにがんばりましたが、 減光はまったくありませんでした。 42分20秒頃にわずかな減光がありましたが、シンチレーションによるものだと思います。 小惑星(90)Antiope系によるTYC 1895-01450-1(11.2等)食の概要 観測地と、観測地の経緯度と標高,測地系 埼玉県坂戸市内 観測開始と観測終了の時刻 2008年1月3日2時40分 - 2時44分(JST) 減光観測の有無 減光はなし。 時刻保持の方法 ・ストップウォッチと携帯電話の117時報による。 観測方法・機材 ミード製 LX90-20 (20.3cm f10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾) +SP15mmアイピース(133倍)による眼視観測 天候・観測条件 雲量0。透明度4/5。
2008/01/03 3:26