(230)AthamantisによるTYC 5715-01077-1(11.6等)の食(通過)

2014年10月8日、皆既月食の最中にタイトルの現象がありました。

ベランダで見ようと思い、19時前に設置を始めたのですが基準星がうまく導入出来ず結局19時15分過ぎに下に降りて設置し直し。結局皆既始まりの19時24分は肉眼で一瞥したのみ、現象時刻(19時39分)の10分前になってなんとか導入には成功しました。ただ、62倍では見えず、317倍では監視可能な程度には明るく見えました。

確率は34%と高めでしたが、残念ながら通過。その後はそのまま皆既月食の観測を続行しました。

■小惑星(230)AthamantisによるTYC 5715-01077-1(11.6等)の食
観測地と、観測地の経緯度と標高,測地系
   埼玉県坂戸市内
観測開始と観測終了の時刻
    2014年10月8日19時37分00秒~19時41分00秒(JST)
減光観測の有無
  減光はなし。
時刻保持の方法
  固定電話(コードレス)の117時報とストップウォッチによる。
観測方法・機材
    ミード製 LX90-20 (20.3cm F10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾)
  +SP6.4mm(317倍)による眼視観測
天候・観測条件
  晴れ(雲量2/10)、透明度3/5、皆既月食中。
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