(※2014年11月14日記載。この記事の投稿日は観測日に合わせています)
当時の報告文より抜粋。
今夜予報の(1584)FujiによるTYC 3718-01459-1(11.0等)の現象を観測しました。 下記の通り減光(ほぼ消失)を確認しましたが、 私の感覚的にはシンチレーションよるものの可能性が高いと思います。 対象星は比較的見やすく監視には問題がなかったのですが、観測方向に薄雲がありました。 また、下記の時刻以外にも21時07分00秒以降に、シンチレーションによる瞬間的な減光(ほぼ消失)が複数回ありました。 時刻が予報よりだいぶ遅いこともあり通過の可能性が高いと思いますが、そう言い切る自信もありません。 他の方の観測でどちらかにでも確認できればいいのですが、小さい小惑星でしたし、関東地方は午後雲が増えたので難しいでしょうね。。 観測地 埼玉県坂戸市内 観測開始と観測終了の時刻 2011年1月1日21時05分00秒~21時09分00秒(JST) 減光観測の有無 現象ではない可能性が高いが、不確実な減光を観測。 減光ポイント 減光開始 21時07分20.9秒(反応差0.4秒補正済み) 減光終了 21時07分21.9秒(反応差0.4秒補正済み) ※ストップウォッチを読み取ると1秒の継続時間ですが、もっと短く(0.5秒以下に)感じました。 時刻保持の方法 ・ストップウォッチと固定電話の117時報による。 観測方法・機材 ミード製 LX90-20 (20.3cm f10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾) +SP9.7mm(206倍)+天頂プリズムによる眼視観測。 天候・観測条件 雲量5。透明度4/5。薄雲を通しての観測。