2006-01-03小惑星(1298)Nocturnaによる12等星の食(通過)

4日0時頃に予想されていた小惑星(1298)NocturnaによるTYC 1394-01406-1(11.9等)の食は通過に終わったようです。しかし、観測中巻雲が通過したためか、目的星の光度が若干暗くなったのであまり自信はありません。しかし時折かなりハッとするような減光があったので、近くで減光が起きていれば録音を再測定するつもり。

あまり意味がないかも知れないが、一応観測結果を記しておきます。

観測の概要

観測地と、観測地の経緯度と標高,測地系
埼玉県坂戸市内 139o27'02"、35o56'45"、21m 国土地理院1/25000地形図より(日本測地系)
観測開始と観測終了の時刻
4日00時00分30秒~4分00秒
減光観測の有無
明瞭な減光は起きず。巻雲によると思われる微小な減光。
時刻保持の方法
時計のストップウォッチ機能+117時報(固定電話)による方法と、 携帯電話の117時報を受信しながらのポータブルHDDレコーダー による録音
観測方法・機材
ミード製 LX90-20 (20.3cm f10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾) +9mmアイピースによる眼視観測

今回は結構時間ギリギリだったので、ちょっと焦りました。録音をはじめた時は23時58分。何かひとつミスがあるとアウトだったかも。巻雲による減光では、完全には目的星は消えていません。

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