久しぶりの成立観測です。OccultWatcherによると、予報時刻は2014年11月23日4時59分43秒±14秒。掩蔽帯のほぼ中央でしたが、番号が2000番台を超える小惑星のためか、確率は19.4%と低めでした。透明度はまずまずでしたが、結露の心配があったのであまり長時間筒先を開放しておくわけにはいきませんでした。しかし、観測の前後に見た木星と、ほの表面・ほぼ真ん中に投影された衛星の黒丸が印象的で、木星用スケッチ用紙を持ってくるべきだったと思ったほどでした。
結果的には通過でしたが、見やすい現象でした。
今朝の小惑星(2245)HekatostosによるTYC 1912-00527-1(11.2等)の食は通過でした。 対象星は11等ですが天頂付近で見やすく、監視に問題はありませんでした。 観測の前後に見た木星と、衛星の影が印象的でした。 ■小惑星(2245)HekatostosによるTYC 1912-00527-1(11.2等)の食 観測地 埼玉県坂戸市内 観測開始と観測終了の時刻 2014年11月23日04時57分00秒~05時02分00秒(JST) 減光観測の有無 減光はなし。 時刻保持の方法 固定電話(コードレス)の117時報とストップウォッチによる。 観測方法・機材 ミード製 LX90-20 (20.3cm F10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾) +SP15mm(133倍)+天頂プリズムによる眼視観測 天候・観測条件 晴れ(雲量0/10)、透明度4/5。結露あり。
[JOIN:15422]より一部抜粋。2014/11/23/8:01送信。