(※2014年11月15日記載。この記事の投稿日は観測日に合わせています)
当時の報告文より抜粋。
今朝の(1149)Volgaによる2UCAC 19936530(12.3等)の食は通過と思われます。 晴天でしたが、低空かつ微光星の現象であったため、対象星は非常に淡く厳しい観測でした。 すぐ近くに等光の微光星があり、それを目安になんとか監視を続けられましたが、 集中が途切れると途端に見えなくなる程で、2~3秒の減光であれば見逃していたかも知れませんが、 長時間(予報で13秒)の減光はなく、少なくとも中心帯は通っていなかったようです。 観測時間の後半ほど星が見づらくなり、予定を1分切り上げて終了しましたが、 終了後に薄明の進行によるものだと気づきました。 観測地 埼玉県坂戸市内 観測開始と観測終了の時刻 2012年3月22日04時35分05秒~04時40分00秒(JST) 減光観測の有無 なし(ただし、2~3秒以内の減光は見逃していた可能性はある) 時刻保持の方法 コードレス電話の子機の117時報とストップウォッチによる。 観測方法・機材 ミード製 LX90-20 (20.3cm F10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾) +SP6.4mm(313倍)による眼視観測 天候・観測条件 晴れ(雲量1/10)、透明度4/5、薄明中の観測(太陽高度-14度) 観測直後から雲が発生。
2012/03/22 12:35