(※2014年11月13日記載。この記事の投稿日は観測日に合わせています)
当時の報告文より抜粋。後の(312)Pierrettaによる現象と同時に報告しています。
今夜の(834)Burnhamiaと、(312)Pierrettaはともに通過でした。 空の透明度はまずまずでしたが結露がひどく、吐く息や目からの水蒸気でアイピースを曇らせないようにするのが大変でした。 特に4時過ぎの(312)Pierrettaまでの間は、観測直前まで望遠鏡にフタをしたり、全体にカバーをして結露しないように注意しました。それでも観測後にはうっすらと補正板が曇っていました。 ■(834)Burnhamiaによる2UCAC 37529593(11.8等)の食 観測地 埼玉県坂戸市内 観測開始と観測終了の時刻 2008年12月21日2時23分50秒 - 26分10秒(JST) 減光観測の有無 なし。 時刻保持の方法 ・ストップウォッチと携帯電話の117時報による。 観測方法・機材 ミード製 LX90-20 (20.3cm f10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾) +SP9.7mmアイピース(206倍)+天頂プリズムによる眼視観測 天候・観測条件 雲量0。透明度3~4/5。 備考 結果の確度=4/5。目的星はやや暗めであったため、少々神経を使いました。 ■(312)PierrettaによるTYC 2397-00753-1(12.0等)の食
観測地 埼玉県坂戸市内 観測開始と観測終了の時刻 2008年12月21日4時26分00秒 - 29分00秒(JST) 減光観測の有無 なし(確度低い 2/5) 時刻保持の方法 ・ストップウォッチと携帯電話の117時報による。 観測方法・機材 ミード製 LX90-20 (20.3cm f10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾) +SP6.4mmアイピース(317倍)による眼視観測 天候・観測条件 雲量0。透明度3/5。 備考 結果の確度=2/5。微光星でなおかつ低空だったため、目的星光度は監視できる限界に近いものでした。監視時間中、星は見え続けていましたが、短時間(1秒程度)の減光であれば見逃していた可能性があります。 2008/12/21 5:02