2005-02-03小惑星(145)AdeonaによるTYC 2498-01243-1(10.4等)の食(減光)

天候は快晴で目的星も見やすく、条件としては申し分ありませんでした。
減光幅が小さかったせいか、減光終了は「気がつけば光度が戻っていた」感じで、
時刻はかなり不正確です。あと1~2秒早いかもしれません。
ストップウォッチから直接読み取った終了時刻(補正済み)は4時58分45.5秒、
継続時間は8.1秒です(実際はもう少し短いはず)。
減光開始も瞬間的ではありませんでした。

余談ですが、前日の夜はすっかり現象のことを忘れていました。
ふとんに入ってからその事に気づき、急いで起きてPCを立ち上げ、準備(時刻の確認や星図のプリントアウトなど)し、
目覚ましを掛けて寝ました。。。

現象名
2月3日早朝の小惑星(145)Adeona による TYC 2498-01243-1(10.4等級) の食
観測地と、観測地の経緯度と標高,測地系
埼玉県坂戸市内
観測開始と観測終了の時刻
3日4時56分~5時00分
減光観測の有無
明瞭な減光を確認。
減光の時刻
減光始まり 4時58分37.4秒(±0.5秒)
減光終了 4時58分45秒(±1秒)
反応差0.6秒を考慮。
※減光終了は不正確。
時刻保持の方法
時計のストップウォッチ機能と、117時報(固定電話)による。
観測時は[携帯電話の117時報+HDDレコーダー録音]も併用したが、
時刻決定には使用せず。
観測方法・機材
ミード製 LX90-20 (20.3cm f10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾)
+32mmアイピース(62倍)による眼視観測

※2014年11月9日記載 関連記事:http://sendaiuchukan.jp/data/occult/0502adeona.html

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