2006-11-24小惑星(92)UndinaによるTYC 1389-00070-1(11.3等)の食(通過)

もともと掩蔽帯が埼玉を外れていたので「通過を確認するため」の観測に徹しました。透明度は良いものの、全天に雲が散在し雲量は5程度。運が悪ければ観測できない可能性も。

22時35分には低空にある目的星を導入したものの、40分にいったん見逃し。動揺しながらも、なんとか現象時刻には間に合いました。しかし、42分には雲が通過し始め、時折(1~2秒程度)星がほとんど見えなくなります。なんとか執念で見続けましたが、2秒程度の短時間の減光は見逃した可能性があります。

「2006-11-24小惑星(92)UndinaによるTYC 1389-00070-1(11.3等)の食」観測の概要

観測地と、観測地の経緯度と標高,測地系
埼玉県坂戸市内
東経139o 27' 02"、北緯35o 56' 45"、高度21m [日本測地系=国土地理院1/25000地形図より]
東経139o 26' 50.4"、北緯35o 56' 56.5"、高度21m [世界測地系=上記日本測地系より算出]
観測開始と観測終了の時刻
2006年11月24日22時40分30秒~44分30秒(JST)
42分00秒以降は断続的に雲通過。
減光観測の有無
減光はなし。ただし、雲通過により2秒以内の短時間の減光は見逃した可能性あり。
時刻保持の方法
・ストップウォッチと携帯電話の117時報による。
観測方法・機材
ミード製 LX90-20 (20.3cm f10シュミットカセグレン経緯台・自動追尾)
+SP15mmアイピース(133倍)による眼視観測
天候・観測条件
雲量5。透明度4/5。月明はなし。
予報・記事
  • http://uchukan.satsumasendai.jp/asteroid/0611undina.html
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