ここ1ヶ月ほどまったく星空に恵まれず、レモン彗星も見れていない中での、明るい新星の発見です。新星情報に接して以来、いつになったら晴れてくれるのかと思って今夜も寝ようとした時、ふと外を見るとぼんやりとした上弦の月とアルタイルが見え、急いで双眼鏡を持ち出して見てみました。
星図のプリントアウトもせず（最近プリンタが壊れた）、iPhoneで検索して表示した星図のみが頼りでしたが、それでも5センチ7倍双眼鏡で難なく新星を確認。ちかくの4.8等星よりも明らかに明るく、4.5等級はありそう。
コンデジの固定撮影でも写ってしまう明るさです。（16日23時54分 ISO1600 8秒。DMC-TZ10光学ズーム約4倍11.9mm (35mm 換算焦点距離: 72mm)）
これだけの明るさであれば（冬場なら）肉眼でも楽に見えるはずですが、あいにく2等星までしか見えない透明度の悪さのため叶いませんでした。写真構図で新星が真ん中に来なかったのは、新星が見えず、適当にレンズを向けたためです。