20cm62倍で平坦な雲状だが、2~3の星に分かれる。100倍以上で密集した星々に分かれ始める。133~167倍で最も見やすい。細長く星が集まっている。206倍では構造がわかるが、拡散してしまう。M56同様星が描ききれない。視野の上方(北)にも微星が密集して、これも星団なのかと思う。
(補足)や座にある唯一のメシエ天体です。私にとっては、1997年に接近したヘール・ボップ彗星がM71をかすめて行った時の印象が強く残っています。
星記録を積んどくところ。@akwr2でツイートも。
主に20cmシュミカセでスケッチした星雲星団を更新していきます。夏の天の川が辛うじてわかる程度の住宅地でのスケッチがメイン。20年以上前に8センチ屈折で見える星雲・星団をほぼ全て(約900天体)描き尽くしたので、それもあれば同時に公開。
更新日は、必ずしも観測日ではありません。
記事中の性状(光度、視直径)などは特筆しない限り観測時に測定したものです。カタログ値ではありません。
20cm62倍で平坦な雲状だが、2~3の星に分かれる。100倍以上で密集した星々に分かれ始める。133~167倍で最も見やすい。細長く星が集まっている。206倍では構造がわかるが、拡散してしまう。M56同様星が描ききれない。視野の上方(北)にも微星が密集して、これも星団なのかと思う。
(補足)や座にある唯一のメシエ天体です。私にとっては、1997年に接近したヘール・ボップ彗星がM71をかすめて行った時の印象が強く残っています。
20cm62倍で淡いが、光沢のある楕円リング。中空であることもわかる。500倍まで一気に上げるとだいぶ薄れるがそれでも迫力が増す。輪郭が単純な楕円ではなくややイビツであることもわかる。リングの縁の帯は長軸側で途切れるが連続的。内部の雲と一体化している。長軸方向にガスが漏れているようにも見える。星はなく、唯一、星雲そばの微星がアクセントになっている。中心星は見えない。
(補足)こと座のリング星雲・ドーナツ星雲として特に有名な惑星状星雲です。中心星は15等級で20cmでは及びません。記事の続きに20cm206倍や8cm屈折でのスケッチを掲載しています。
20cm62倍でも適度に集中した雲状で、いくつかの微星が分かれて見える。250倍でさらに中心部が微星で埋め尽くされている。星に分かれない雲も周辺に拡がる。317倍でも密集しているが500倍ではまばらになってしまう。
よく集中した明るく小さい星団。低空でシーイングが悪く20cm206倍でも星には分かれないが、雲に濃淡があり星団らしいのはわかる。
淡いが、近くの3904に比べればだいぶ見やすい。20cm100倍で集光の弱い雲状。注意すると細長いのがわかる。167倍で集光がわかる。
低空のためかかなり厳しい。20cm100倍で目をそらしてやっと存在がわかる。微星状で小さい。167倍では見やすくなるが、暗い。集光の弱い小円状。
(補足)20cmでも見るのが厳しい低空の微光銀河ですが、8cmでスケッチした記録がありました(このページのつづき)。20年前は今よりも空が良かったのかも知れません。
(9.0等 径5'×2')20cm62倍で11等の星状核がよく目立ち、見やすい。少し注意するとそれを取り巻く雲が潰れている。さらに淡い腕が伸びているのがわかる。星雲自体の輝度はない。167倍で星雲に濃淡が見えてきそう。
9等星を端に、小さな四辺形があり、その内外を微星が埋め尽くす。20cm133倍で一部は分解しきれず雲状。輝星がなく地味だがよく密集している。星団の内外にも飛び出た微星塊がある。
2つの小さい銀河が微星にぶら下がるように存在。似ていて、よく集光。NGC4105の方がやや明るい、2つは視直径分離れている。
(追記)二重銀河らしく、写真で見ると物理的に相互作用しているようです。小口径でも存在はわかりますが、私が以前8cmで見た時は、詳細な情報はなかったので、一つの銀河として描かれています。