- 2017年1月27日23時56分 20.3cmシュミットカセグレン317倍。
M46内にある惑星状星雲。20cm62倍で微星に接した淡い存在はわかる。317倍まで拡大すると平坦な丸い円盤がわかる。注視すると(濃度は)一様ではなく北側の縁がやや明るく、南側も同様。接している微星と反対側はやや淡い。中空という感じはしない。目をそらし気味にすると、星雲内に中心星らしき微星もわかる。意識しないと気づかないが、わかれば比較的明瞭に見える。中心からはずれているように感じる。シーイングですべての星がぼやけて見える。
(補足)M46星団の中にある惑星状星雲です。8センチ屈折でも意識さえすれば楽に見ることが出来ますが(M46記事の過去スケッチ参照)、なぜかガイドブックだと8センチクラスでは困難と書かれている場合が多々あります。大抵はM46の添え物として扱われますが、単独でも見応えがあります。スケッチするつもりはありませんでしたが、M46の後で急遽メニューに追加しました。スケッチに描かれている「中心星」は13等級で、星雲の外にあれば楽に見えるはずです。この「中心星」、実は見かけのもので、真の中心星は17等級の白色矮星のようです。