(光度9.0等 径1' タイプⅡa~Ⅲb)低倍率では輝星と並んでよく目立つ。中心星が明瞭でよく集光している。雲は平坦なようだが、20cm500倍でよく注視すると経の2分の1で2層に分かれているように見えなくもない(内側が濃いというよりは、分離している)。目をそらしぎみにした方が構造が見えそう。ただ、「エスキモーの顔」のような細かい構造までは及ばない。
(補足)明るい惑星状星雲で、小口径でも十分見つけることが出来ます。フードをかぶったエスキモーのようにみえることから、「エスキモー星雲(Eskimo Nebula)」として有名です。英語圏では「Clownface Nebula(ピエロ星雲)」とも呼ばれているようです。中心の星雲の細かい表情や、周りのファーは、20cmではまだ及ばないようで、もう少し大きい口径がほしいところです。