NGC2261(ハッブルの変光星雲)

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2016年11月30日3時26分 20.3cmシュミットカセグレン206倍

小さく淡い星雲。注視すると端に12.5等の微星があり、それを頂点に三角形に隣の10等星の2分の1の範囲まで拡散している。拡散した末端は境目がわからない。雲の濃度は一様ではなくムラがありそうだが淡いためよくわからない。

(補足)「ハッブルの変光星雲」としてよく知られており、端の星は11等~13等の範囲で変光する変光星R Monです。上記スケッチ時は12等以下の暗さでしたが、続きに掲載している1997年の8センチ屈折によるスケッチでは11等級と観測しています。このように確かに変光していますが、写真観測では星雲自体も変化(変形)していて、「変形(変化)星雲」とも言えそうです。


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1997年1月9日0時00分 8.0cm屈折73倍。


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1989年2月3日0時20分。8.0cm屈折73倍