NGC3941は集光の強い銀河。中心付近にSN 2018pvがあるため余計に明るく見える。SNは中心よりわずかにずれ重星状。ただ、20cm100倍以下ではほとんどわからない。167倍以上で区別はつくが、300~500倍で、中央集光部の端にSNがくっついているのがわかる。SNは、低倍率では12.0等、高倍率で12.5等に見える。銀河の両端にはごく淡い腕がのびる。
(補足)NGC3941は、中心の明るいセイファート銀河のようです。その中心近くに2月3日SN 2018pvが発見されました。中心に近すぎるためか、光度の見積もりが難しく、低倍率では銀河の雲を巻き込んで明るく見積もってしまうようです。可能な限り高倍率をかけないと分離して見えません。