1995年9月2日~10月21日1時。8.0cm屈折46倍。
どうしようもなく星が多く、時間と体力さえあればいくらでも星を描き足せる。
- NGC869=h(5.0等 径20' 密度f 星数30個<)が、特に5'以内が集中し雲がかって見える。明るい2~4星がある。
- NGC884=χ(6.3等 径20' 密度e 星数30個)は、hより劣るが、拡がりはある。中心は4~5星がさじ状になっている。
所々まったく星のない領域がある。
(付記)いわゆる「二重星団」として著名な天体です。肉眼でも、アンドロメダ銀河が見える空であれば、ペルセウス座とカシオペア座の中間ぐらいの位置に、4等級の小さい雲片のように見ることが出来ます。個々の星団は単体でも見事ですが、やはり同一視野に2星団を入れてこその対象です。1度弱の視野があれば同時に見ることが出来ます。
1988年8月9日2時30分。8.0cm屈折23倍。
※スケッチの869と884が逆になっています。