やや集光のある見やすい星雲。20cm100倍程度では、一様な円形の雲に見えるが、167倍では星雲の中に中心を貫く棒状の構造がある気がした。後に写真で確認すると、確かに棒渦巻きのようだ。
(補足)メシエ天体カタログの中で、いわゆる「行方不明天体」の一つです。この、NGC4548とする説が有力です。8cm程度の小口径望遠鏡でも見ることができます。近くのNGC4571だとする説もありましたが、メシエが所有していた小口径望遠鏡では見ることは困難だったはずです(この記事の続きの、8cm望遠鏡でのスケッチ参照)。