20cm62倍でやや集中し、弱い輝きがある。雲に2~3の微星が見えそう。167倍で中心や東、北にやや目立つ微星があり、視野の西端に10等星。10近い微星に分解。南北に長いというが、意識しないと気づかない。M9よりは集中しているが、M62ほどではない。
(追記)最も扁平率が高い球状星団とも言われています。一部で扁平率0.6と書かれていますが、実際のところ長軸と短軸の比が10:4あるようには見えません。別の古い文献には「楕率6」や「楕円率0.6」の記述もあり、それであれば長短比が10:6になります。それでも長短比としては大きめで、実際のところは10:9~8程度に見受けられます。