19P/Borrelly ボレリー彗星 - 1994

観測記録一覧

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  • 14.79UT m1=10.8, DC=5, dia=1' (8.0cm屈折 73x)

7年ぶりの再会となる、この彗星をやっと捕らえることができた。まだかなり暗いが、他の彗星にくらべて小さいコマ、高い集光度は7年前の暗くなった時期の1987pと同じ。3つの11~10等星にかこまれている。付近に11等以下の微星があるようだ。今後11月中~下旬に10.2等か。

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  • 01.77UT m1=9.9, DC=4, dia=5' (8.0cm屈折 73x)

昨日は計算違いでまったく別のところをさがしてしまった。1994lはまさに近日点(1日20:50)を通過した直後である。以前よりコマがずっと大きさを増した。中央集光が見える。光度は9.5等星よりはまだ少し足りないが10等よりは明るいと思える。K20(8センチ46倍)で見やすい。

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  • 07.81UT m1=10.4, DC=5, dia=5' (8.0cm屈折 73x)。2015年6月30日再検討。矢印の星は10.45TJ。

中心の集光が多少強まったのか、核がわかりやすくなった。内部1'程度が明るい。光度は矢印の星程度。9.6~9.8等の間かと思われる。ある一瞬非常に明るく見えたかと思うと、次の瞬間暗く見える。

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  • 09.82UT m1=10.2, DC=4-5, dia=6' (8.0cm屈折 73x)。2015年6月30日再検討。

透明度が良いせいか、コマがかなり拡がっているのがわかった。K20でもっとも良くみえる。中心は2'ほど明るく、恒星状の核もあるが倍率を上げると見えなくなる。光度は9.5等よりはわずかに暗い程度。

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  • 10.66UT m1=9.7, DC=4-5, dia=5' (8.0cm屈折 73x)

前日とあまり変わらない姿。核が少し明るい気がするが、ちかくの微星かもしれない。Csが南から急速に迫ってきたため、急に見えなくなった。Csを通すと中心2'ぐらいしかみえず、観測条件によりいかに見えにくくなるか痛感させられた(光度10等ぐらい)。

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  • 28.74UT m1=10.7, DC=4-5, dia=5' (8.0cm屈折 73x)。2015年6月30日再検討。

月明と天候のため2週間ぶりの観測になった。かなり光度を落としたように見えたが、目が慣れるにつれコマの外周部良く見えるようになった。依然として大きなコマを持っている。光度は矢印の星より0.5等暗い。光度には0.2等の誤差があろう。核がよく見える。

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  • 13.82UT m1=11.3, DC=3, dia=2' (8.0cm屈折 73x)

前日と比べてかなり光度が落ちた。見つけ出すのにかなり苦労した。存在を確認するのがやっと。どうにか集光が確かめられる。11等以下の微星が2,3近くにある。光度は±0.2等程度で変化しているようなのでまた明るくなるかもしれないが、今回が最終観測の可能性が強い。

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  • 14.84UT m1=11.2, DC=3, dia=2.5' (8.0cm屈折 73x)

前日と一転してまた光度が上がった。当初11等の核かと思っていたものは11等の恒星であることがわかったが、コマ自体の輝度が前日よりかなり高い。以前に比べるとコマは小さくなっている。核はコマの集光として認められる。この分だと25日以降も見える可能性がある。