- 14.79UT m1=10.8, DC=5, dia=1' (8.0cm屈折 73x)
7年ぶりの再会となる、この彗星をやっと捕らえることができた。まだかなり暗いが、他の彗星にくらべて小さいコマ、高い集光度は7年前の暗くなった時期の1987pと同じ。3つの11~10等星にかこまれている。付近に11等以下の微星があるようだ。今後11月中~下旬に10.2等か。
星記録を積んどくところ。@akwr2でツイートも。
7年ぶりの再会となる、この彗星をやっと捕らえることができた。まだかなり暗いが、他の彗星にくらべて小さいコマ、高い集光度は7年前の暗くなった時期の1987pと同じ。3つの11~10等星にかこまれている。付近に11等以下の微星があるようだ。今後11月中~下旬に10.2等か。
前回15日よりかなり見やすい。輝度、コマ直径とも上がっている。とはいっても淡く条件が悪いと見えないだろう。光度は難しいが15日比-0.2~0.4等だろう。この分だと11月中には8等台もありえるか。
昨日は計算違いでまったく別のところをさがしてしまった。1994lはまさに近日点(1日20:50)を通過した直後である。以前よりコマがずっと大きさを増した。中央集光が見える。光度は9.5等星よりはまだ少し足りないが10等よりは明るいと思える。K20(8センチ46倍)で見やすい。
淡いが大きいコマが見える。核はあるようだ。11~11.5等位。コマの中に11等程度の微星が東にある。光度は9.5等星と同じかわずかに暗い。K.20でもっとも見やすい。
光度はもう上げ止まりの感じがする。コマは内側はかなり拡がっているが、内部に2'程度の内コマと呼べるものがある。核は低い倍率で見えるが、上げるとかえってみえない。マックホルツ彗星は見えず。
以前に比べ核の輝度が増したようだ。10等程度の核がある。ただし核付近の微星の可能性も捨てきれない。コマの端には10等の恒星がある。
核付近には14等より明るい恒星はない模様(2015年6月29日追記)
昨日とあまり変わらないようだが、核の輝きが少ないように思える。昨日の核は恒星か?光度は9.0等の可能性もある。
2週間の間に光度が落ちた。すでに近地点も過ぎているせいか。付近の9等星のうちもっとも暗いものと同程度。集光も弱い。
こまがさらにちいさくなっている。(外端は淡く拡がっている)光度は矢印の9.5等星よりわずかに暗い。9.6~9.7等星であろう。
コマはまだ大きい。低倍率では恒星状の核がある。光度は矢印の星と同じ。
中心の集光が多少強まったのか、核がわかりやすくなった。内部1'程度が明るい。光度は矢印の星程度。9.6~9.8等の間かと思われる。ある一瞬非常に明るく見えたかと思うと、次の瞬間暗く見える。
透明度が良いせいか、コマがかなり拡がっているのがわかった。K20でもっとも良くみえる。中心は2'ほど明るく、恒星状の核もあるが倍率を上げると見えなくなる。光度は9.5等よりはわずかに暗い程度。
前日とあまり変わらない姿。核が少し明るい気がするが、ちかくの微星かもしれない。Csが南から急速に迫ってきたため、急に見えなくなった。Csを通すと中心2'ぐらいしかみえず、観測条件によりいかに見えにくくなるか痛感させられた(光度10等ぐらい)。
4日前より明らかに輝度は落ちているが、コマは依然として大きく、光度の低下は少ないようだ。核が明るい。光度は矢印ぐらい。
月明と天候のため2週間ぶりの観測になった。かなり光度を落としたように見えたが、目が慣れるにつれコマの外周部良く見えるようになった。依然として大きなコマを持っている。光度は矢印の星より0.5等暗い。光度には0.2等の誤差があろう。核がよく見える。
さらに光度を下げた。コマの大きさが、輝度のせいか小さくなったようだ。核は(かなり)はっきりしている。ちかくの恒星より光度はわずかに低い。υUMaの輝きで少し見にくい。
昨日より少し明るく見える。コマはやはり大きい。核がさらに目立つ。1月3日は降霜、9.5等星と重なったため良く見えなかった。
9.5等星からほど近いところにある。さらに光度を下げ、位置を知らないと少々見にくい。核はあるが、近くに微星があるらしい。あと10日が限界だろう。
昨日に比べても暗くなった。かなり淡くなっている。恒星状の核は存在。ただし、レンズに霜がついていたため光度が低く見えている可能性はある。
非常に淡いがコマの拡がりが大きく、しっかりとした姿をしている。核光度は下がっている。
10等星に完全に接しており、非常に見づらい。中心は10等星のわずか北西にある。5時にもう一度見たら多少見やすくなっていた。コマも小さくなっている。
一転して明るく見える。コマそのものは小さいが核は明るい。輝度も高い。しかし、核は重なっている微星かもしれない(光度に影響を与えるほどの星はなかった1月14日記)。5時にも見たがあまりかわらない。
前日と比べてかなり光度が落ちた。見つけ出すのにかなり苦労した。存在を確認するのがやっと。どうにか集光が確かめられる。11等以下の微星が2,3近くにある。光度は±0.2等程度で変化しているようなのでまた明るくなるかもしれないが、今回が最終観測の可能性が強い。
前日と一転してまた光度が上がった。当初11等の核かと思っていたものは11等の恒星であることがわかったが、コマ自体の輝度が前日よりかなり高い。以前に比べるとコマは小さくなっている。核はコマの集光として認められる。この分だと25日以降も見える可能性がある。
付近の視野を凝視してやっと見えてきた。一度位置が分かると見やすい。集光が認められる。光度は11.0~11.2等か。NGC2976のすぐそば。星雲スケッチNo.259にも同じ星野が描かれている。2976より0.3~0.5等暗い。この分ならあと1週間は踏ん張れるか?