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  • 02.49UT m1=6.5, DC=-, dia=10' (5.0cmB 7x)

初めてハレー彗星を確実にとらえる。さがし始めてから1~2分で見つけた。尾は見えたようだが不確実である(10%)。光度測定は初めてなので不正確だ。

(2015年7月12日付記)人生初の彗星観測・スケッチです。最初のスケッチは「ハレー彗星観測ガイド」の冊子のページに直接描いていたみたいです(※小学生なので本の扱いは雑です)。そのあと、B5のノートに書いて(描いていたことを忘れていて、最近発見した)、さらに、体裁を整えるために、A4サイズのコピーした紙に2日単位でスケッチを描き写しました。

ほぼ天頂付近に彗星があって、首が疲れた記憶があるのですが、当時の観測条件を再計算すると、高度は60度ほどでそれほどでもなかったようです。ただ、満月過ぎの月の出直後であり、この日になってようやく彗星が好条件で観測できるようになったことが分かります。

1985年12月2日20時40分(TZ=+9)の小数表記:02.48611UT = 02.48675TT (ΔT=54.8s)
r=1.460au Δ=0.641au
α=0h52.8m δ=+12°42'(2000.0)
α=0h52.0m δ=+12°37'(視位置)
高度 alt=64.0°/方位角 A=209.3°(南南西)
太陽離角 Elong=126.4°
位相角 β=32.9°
太陽の方向角 =251.9° 太陽の反対方向(尾の方向)=71.9°(2000.0)
天文薄明終=2日17時59分 太陽高度 alt=-50.3°
天頂方向角 V=24.0°(北から東回り) / V+180=204.0°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
月齢☽=19.89 月離角 Elong= 108°(地心) 月高度 alt=3.7°
軌道の元期:19860219 (観測日は元期から-78.5日経過)

絶対等級M1 = 7.5等(1auからの光度)
10'のコマ実直径 = 27.9万km(月軌道円の0.4倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=465km


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  • 03.48UT m1=6.5, DC=-, dia=10' (5.0cmB 7x)

天候不順のためか、昨日より彗星・恒星が見にくい。そのため同定するのに時間がかかった。黒い紙についたわずかな"しみ"より暗い。尾は全く見えない。

1985年12月3日20時32分(TZ=+9)の小数表記:03.48056UT = 03.48119TT (ΔT=54.8s)
r=1.445au Δ=0.650au
α=0h43.0m δ=+11°53'(2000.0)
α=0h42.3m δ=+11°48'(視位置)
高度 alt=62.7°/方位角 A=211.4°(南南西)
太陽離角 Elong=122.8°
位相角 β=35.0°
太陽の方向角 =251.2° 太陽の反対方向(尾の方向)=71.2°(2000.0)
天文薄明終=3日17時59分 太陽高度 alt=-48.7°
天頂方向角 V=25.5°(北から東回り) / V+180=205.5°(天頂が下の画像は、この数値を反時計回転で北を上にできます)
※月は地平線下。月齢☽=20.88 月離角 Elong= 123°(地心) 月高度 alt=-8.6°
軌道の元期:19860219 (観測日は元期から-77.5日経過)

絶対等級M1 = 7.4等(1auからの光度)
10'のコマ実直径 = 28.3万km(月軌道円の0.4倍)
参考:彗星の位置における1秒角の大きさ=471km

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